Bluetoothの「Happy Hacking Keyboard」

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Bluetoothはバージョン3.0のHIDプロファイルに対応していで、Windows、Mac、iOS、Androidで使用できます。4台までペアリング可能ですが、キーボード側から機器の切り替えはできないので、使い分けるには機器側の電源オンオフで対応するしかありません。背面にはディップスイッチがあり、Fnやaltキー割り当て、BSとするかDelとして使うかなどの細かい設定ができるようになっています。筆者はHHKを使うのがこれが初めてです。常々店頭で触っては、「これが無線だったら……」とため息をついていたのです。実際に使ってみて、噂にたがわぬ使用感に舌を巻いています。とにかく入力は快適です。力を入れなくても自然にキーが押し込まれる感覚は比類ありません。そして比類ないといえば、変態度も、です。コンパクト化するために、Fnキーを使わないと入力できないキーがとにかく多いのです。そのうえキートップではなくキーの手前側に機能が印刷されているので、入力したいキーを探して手が迷うのは有線モデルから変わりません。打鍵音は大きめで、無線だけにモバイル環境でも使いたくなるのですが、TPOは選ぶ必要があるでしょう。静音モデルであるType-Sの無線化にも期待したいところです。メーカーによる直販限定で、価格は2万9700円(税込)と性能に見合った額だといえます。
 

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