IoT

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IoTという言葉をご存知だろうか?「Internet of Things」の略で直訳すれば「物のインターネット」となり、様々な家電やインテリアなどあらゆる物をインターネットに接続する事を意味している。そういう意味で言えば電話とインターネットが名実ともに一つになったスマホもIoTの一例である。あらゆる物をインターネットに接続する、どのような物を想像するだろう?既に出回っている物では冷蔵庫の中身をスマホで確認できたり、遠隔で帰宅前にエアコンや風呂の準備をするという物。あらゆる物と言われても何事にも限度がある。例えば「トースター」。パンを焼くアレだ。一見ネットとは無関係なような物でもアイデア次第では朝食が少し楽しくなる。スマホで書いた絵をパンに焼き付けるトースターが2017年の7月にも登場。イラストやメッセージをトーストに焦げ目としてプリントできるトースターだ。そして「ペン」も凄い進化を遂げている。ペンの後部が色を読み取るスキャナーになっており、実際に触れた色を出すことができる。これはスマホでお絵かきというペンではなく、実際に紙に使用する「リアルにペン」で1600万色に対応しているという。少々の色見本を持ち歩くだけで大量の画材を一本のペンで賄える。内部に搭載された5色のインクを調合する事で多種多様な色に対応する。理屈としてはインクジェットプリンターにも近い。いわゆる色の三原色に白と黒を加えた物だ。他には小型のボタンにワイヤレスマイクとスピーカーの機能をを搭載し、それをぬいぐるみに縫い付ければ「しゃべるぬいぐるみ」の完成。文字入力で「しゃべらせる」事や、直接吹き込んだ声をかわいい声に変換する機能なども持ち合わせ、言い方は悪いが「子供だまし」としては十分な性能だ。さらにネット上の天気予報と連動した「傘」なども登場、スマホと連携する事で良くある「傘の置き忘れ」の際にはアラームを鳴らしてくれる。同様に「傘立て」にIoT技術が用いられ、専用アプリを入れたスマホを持って近づくと降水確率に応じてランプが点灯する物も。と、様々な物がちょっとした事でネットと繋がり始めている。考え方を少し変えれば「発明が容易になった」とも言える。身の回りの様々な物から凄いアイデア、凄い商品が生み出せるかもしれない。場合によってはその「アイデア」が大金を生み出すかもしれない。必要は発明の母とは言うが、あたりまえ過ぎて見落としているような所にこそチャンスは隠れているかもしれない。

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